2025年6月の我が家の生活費をまとめてみました。
そろそろ子どもたちの夏休みが始まる時期ですが、アメリカでは夏休みの間、サマーキャンプ(Summer Camp) に通う家庭が多いです。日本でいう「キャンプ」というと泊まり込みを想像されるかもしれませんが、こちらでは日帰りで塾のように通うタイプのサマーキャンプも一般的です。
去年は長男が泊まりのキャンプに参加したのですが、思春期に入り「今年は行きたくない」とのことだったので、今年は日帰りタイプのキャンプに申し込みました。それでも約1,400ドルの出費があり、家計にはなかなか痛い金額です。ちなみに次男の分はこれから支払い予定ですが、今月はまだ請求がありませんでした。
このように、ニューヨークで4人家族が暮らすと、家賃だけでなく教育・子育て関連の出費も大きいのが現実です。今回は 「ニューヨークの4人家族が実際にかかった2025年6月の生活費」 として、我が家のリアルな出費をオブラートに包みつつ紹介していきます。
我が家の家族構成と住んでいるエリア
我が家は 夫婦+子ども2人の4人家族 です。子どもはまだ小学生と幼稚園児で、毎日元気いっぱい。ニューヨークで子育てをしながらの生活は大変なこともありますが、日本とはまた違った楽しさもあります。
住んでいるのは ニューヨーク市の郊外エリア で、マンハッタンから電車で40分程度の場所です。都心ほどの喧騒はなく、少し落ち着いた環境で子育てをしたい人にはちょうど良いエリアだと思います。
住まいは 賃貸の二階建て住宅で、地下室付きなのが特徴です。ただ、地下室は我が家のものではなく、家のオーナーが一階と地下室部分に住んでいて、我が家は二階部分を借りています。このような形態の住宅はニューヨークの郊外ではわりと一般的で、オーナーが同じ建物内に住んでいることで何かトラブルがあったときもすぐ相談できる安心感があります。
家賃は決して安くはありませんが、子どもたちがのびのびと過ごせる環境で、周囲にも公園が多く、週末は家族で散歩を楽しんだりしています。
2025/6月の出費一覧
家賃は変わらず約$2,300/月
ニューヨークでの家賃は、やはり大きな出費のひとつです。我が家の場合、約$2,300/月で暮らしています。
今年3月に契約更新がありましたが、オーナーが良心的だったおかげで、ありがたいことに家賃は据え置きで更新することができました。ニューヨーク周辺では更新時に家賃が上がることが珍しくなく、家賃据え置きはかなりラッキーな部類だと思います。
もちろんこの家賃でも決して安くはありませんが、都心から少し離れた郊外で、二階建て・地下室付きの物件に住めるのは大きなメリットです。周囲にはスーパーや公園もあり、子どもたちがのびのびと暮らせる環境があることを考えると、今のところ家賃には満足しています。
食費は外食多めで膨らむ
今月の食費は合計約$2,100/月かかりました。
普段は1か月$1,400程度を目安に食費を管理していますが、今月は子どもの誕生日があり、ケーキ(約$40)を買ったり、家族で外食(約$180)に行ったりしたため、いつもより出費が増えました。
さらに最近は朝のカフェ代がじわじわと家計を圧迫しているのを感じています。コーヒーと簡単な朝食だけでも、週に数回行くとそれなりの金額になりますよね。節約のためにはカフェや外食を減らせばよいのはわかっていますが、朝のカフェ時間だけは今のところ手放せずにいます。
ちなみに、先日は家族で焼肉に行ってきました。ニューヨークでの外食事情や価格感について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

光熱費・通信費は約$405/月
今月の光熱費と通信費は合計で約$405かかりました。
内訳は以下の通りです:
- ガス代:約$100
- 電気代:約$65
- 携帯・ネット通信費:約$140
また、ニューヨークでは自宅に洗濯機がなく、コインランドリーを利用している家庭も多いです。我が家も近くのコインランドリーを使っており、月に約$100程度の洗濯代がかかっています。
ガス代や電気代は季節によって大きく変わりますが、夏場は冷房、冬場は暖房で金額が上がることが多いです。通信費は格安プランもありますが、家族で使うとそれなりの金額になってしまいますね。
日用品・雑費は$600/月
今月の日用品・雑費は合計で約$600になりました。
この中にはいろいろなものが含まれていて、
- 大人のちょっとした小遣い(カフェや趣味の小さな出費など)
- 子どもの日用品・学校用品・雑貨
- 矯正歯科の通院時のバス代
- 小学校の帰りが遅くなり迎えが間に合わないときのUber代(1回約$15)
などが重なっています。
特に最近は、子どもの矯正歯科の通院が続いており、交通費が思った以上にかかっています。ニューヨークでは子どもの送り迎えや急な用事でUberを使うことがあり、数回の利用でもまとまると大きな金額になります。
日用品・雑費は毎月内容が変わりやすいですが、「これくらいはかかるもの」と覚悟しておくと家計管理が楽になります。
子どもの教育・娯楽費も大きい
今月は子どものサマーキャンプ代で約$1,400の出費がありました。
さすがに数回経験しているので、今回はできるだけリーズナブルなサマーキャンプを選んだつもりですが、それでもこれだけの金額になります。
なお、これは長男の分だけの費用で、これとは別に次男の分の支払いもこれから発生します。ただ、次男は小学校に入る前からアメリカで過ごしているため、日本語環境などの制約による余計な出費は少なく済んでおり、長男のときより費用は抑えられると考えています。
アメリカでは夏休み期間中にサマーキャンプへ通うのが一般的で、日本でいう「学童保育」や「塾」に近い日帰りのキャンプも多く、親の仕事との両立のためにも必要な出費です。
サマーキャンプ代は毎年大きな支出ですが、子どもにとって貴重な体験や友達との時間になるため、必要経費として割り切って考えるようにしています。
まとめ:6月の合計金額と振り返り
2025年6月の我が家の生活費は、夏休み前・子どもの誕生日・サマーキャンプなどの特別支出が重なった月となり、いつも以上にお金がかかりました。
主な支出の目安:
- 家賃:約$2,300
- 食費:約$2,100
- 光熱費・通信費:約$405
- 日用品・雑費:約$600
- 教育・娯楽費(サマーキャンプ):約$1,400
合計:約$6,805 / 月
サマーキャンプ代がここに入っていますが、ほかの月はここに医療費や保険料などが加わる月もあるので、ニューヨークでの4人家族の生活費は月$7,000前後が現実的な目安になると感じています。
感想:子どもの英語力とこれから
夏休みに入ると、どうしても日本語で過ごす時間が増え、子どもの英語スキルの低下が気になる時期でもあります。そのため、この夏はオンライン英会話を試してみようか検討しているところです。
eスポーツ英会話というものを体験中です。
学校の授業についていくのが大変なアメリカ生活で、どうすれば子供が楽しく英語に触れられるか考えていたときに見つけました。ゲーム(フォートナイトなど)をしながら英語を使う、新しい形のオンライン英会話です。
今のところ、子供はやる気満々!
夏休みに向けて英語力を維持しながら楽しく学べるか試しているところです。
よければ読んでみてください👇
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今後も、ニューヨークで4人家族が暮らすリアルな生活費を定期的にアップデートできればと思います。
もし「ニューヨークの生活費」や「海外子育て」の費用感で知りたいことがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね。
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