社会人におすすめの英語学習法5選|忙しくても続けられる習慣とは?

「英語を勉強したいけど、仕事が忙しくて続かない…」
そんな悩みを抱えている社会人の方は多いのではないでしょうか。

私自身、職場に自分より英語が堪能な同僚がたくさんいる中で、「自分が海外部署に配属されるなんて無理だ」と感じていました。モチベーションが続かず、何度も挫折しかけました。

でも今、私は数年間にわたって海外で働いています。特別な才能があったわけではありません。英語力も、他の発信者と比べて決して高くないと思っています。

それでも、「毎日少しでも続ける」ことを意識したことで、少しずつチャンスが巡ってくるようになりました。
英語力は、正しい方法で継続すれば、必ず成果につながります。

この記事では、忙しい社会人でも無理なく続けられるおすすめの英語学習法を5つご紹介します。
続けることが何よりも大切——そのヒントがきっと見つかるはずです。

Table of Contents

1. 通勤時間を活用した「耳から学習」

継続のカギは、通勤時間の有効活用です。毎日ほぼ同じ時間に移動するから習慣化しやすく、勉強の「スイッチ」が入りやすい環境でもあります。

YouTube(ダウンロード型コンテンツ)

有料プランで動画をダウンロードすれば、オフラインでも使えて非常に便利です。エンタメ要素が強いチャンネルを選ぶと、楽しみながら続けられます。

たとえば私がおすすめしたいのは、「ZackScottGames」。ゲーム実況に英語のナレーションが入っており、会話がわりと自然に続きます。合間の無音も少なく、耳をしっかり英語の音にさらせるんです。YouTubeならではの「テンポ」も、学習継続にはうってつけです。


ポッドキャスト(例:BBC Learning English, TEDなど)

通勤中の定番であるポッドキャストですが、「自分には簡単すぎるかな?」と思うくらいのレベルが継続にはちょうど良いです。難しすぎると続きにくいので、まずは簡単で、興味を持てるテーマから始めてみましょう。

  • BBC Learning English は “6 Minute English” など短時間で聴ける番組も多く、通勤時間の学習にぴったりです。

オーディオブック(Audibleなど)

文章を「読みながら」「聴く」ことで、英語の理解力が深まります。特に日本語訳と英語訳の両方がある作品を選ぶと、「訳がこう表現されるのか」と納得しながら学べるのでおすすめです。


スキマ時間はリスニングだけでOK!

歩いているとき、電車の中、信号待ちなど、通勤中には細かな隙間があります。リスニングなら、そんな短い時間でも取り組めます。最初は内容が追えなくても、少しずつ慣れていけば大丈夫。コツは「毎日聴くこと」です。


小まとめ

学習方法特徴
YouTube・ゲーム実況エンタメ性があり、続けやすい
ポッドキャスト短時間で聴けて、レベル調整しやすい
オーディオブック読む+聴くで理解力UP
全体のコツ隙間時間にリスニング習慣を作る

スマホ1台で完結「英語学習アプリ」

英語学習といえば、やはり思い浮かぶのがアプリ。スマホに入れておけば、いつでもどこでも始められるのが最大の魅力です。ここでは私自身が使ってきた中で、特におすすめできるアプリを4つご紹介します。


みかん(単語学習アプリ)

「みかん」はテンポの良いフラッシュカード形式の単語暗記アプリです。短時間で集中できる作りになっていて、通勤中や休憩時間のスキマ学習にもぴったり。
有料版もありますが、買い切りなのでコスパも良好です。単語学習にとって“テンポの良さ”は意外と重要で、飽きずに続けやすいのが魅力です。


iKnow(例文つき語彙強化アプリ)

iKnowは、例文を交えた単語学習が特徴です。難易度に応じて出題される語彙と例文がレベルアップしていくため、自然と読解力も鍛えられます。
特にDMM英会話を契約している人は、iKnowの有料版を追加料金なしで使えるというメリットも。中級以上を目指したい人におすすめです。


ELSA Speak(発音矯正アプリ)

「自分の発音、通じてるのかな…?」と不安になることはありませんか?
ELSA SpeakはAIによる発音診断がかなり正確で、発音を客観的にチェックしたい人にぴったりです。私は2か月集中して使ったあと、数か月あけてまた再開する…というペースで続けています。自分の発音を見直したくなったときにおすすめのアプリです。


Anki(カスタマイズ自由な単語暗記アプリ)

Ankiは海外では非常に人気が高い暗記アプリで、最大の魅力は「自由度」。
自分で単語帳を作ったり、公開されているデッキを活用したり、アドオンを使って機能を拡張したりと、まさに“自作派”向けのツールです。
市販のアプリに出てこない単語を覚えたい人、より自分に合った復習法を求めている人には理想的な選択肢です。


小まとめ

アプリ名特徴
みかんテンポよく単語を覚えられる/買い切り式でお得
iKnow例文つきで文脈から語彙が学べる/読解力もUP
ELSA Speak発音をAIが判定してくれる/短期集中利用にも向く
Ankiカスタマイズ自由/自作単語帳が作れる

1日10分から始める「日記英作文」

英語学習において「書く」ことは、最も見落とされがちですが、実はとても効果的です。
特におすすめなのが、日記英作文。その日の出来事を1〜2文でも英語で書いてみることから始めましょう。

「Today was super busy at work.」「I had ramen for lunch.」のように、簡単でOKです。
最初から難しいことを書こうとせず、シンプルに「自分が言いたいことを英語で表す」ことが目的です。

添削には Grammarly などの無料ツールを使えば、文法ミスや言い回しのチェックもできます。ライティング力と同時に文法の復習にもつながり、効率的にスキルアップができます。


オンライン英会話で「話す力」を習慣化

英語を学ぶ多くの人が感じている「話すのが苦手…」という壁。
この壁を超えるには、とにかく英語を口に出す習慣を作ることです。
そこでおすすめなのが、オンライン英会話

  • Bizmates:ビジネス特化型で、仕事に役立つ表現が学べます。
  • Cambly:ネイティブ講師との自由会話に強く、自然な表現や発音が身につきます。

「毎日15分だけ」と決めてしまえば、忙しい中でも続けやすくなります。
朝の時間にレッスンを組み込めば、英語で頭が起きる感覚もあり、“朝活”との相性も抜群です。


英語ニュースで「実用的な語彙」を増やす

より実践的な語彙や表現を学ぶには、英語ニュースが最適です。
特に以下のような媒体は、英語学習者にもやさしく作られていて継続しやすいです。

  • NHK World Japan:日本の話題も多く、背景知識があるので理解しやすい。
  • CNN10:学生向けのニュース解説で、スピードや語彙も学習者向け。

日々のニュースに触れることで、「今使われている英語」が身につきます。
時事語彙やトピックに触れておけば、英会話や資格試験など幅広いシーンで役立ちます。
英語で世界のニュースを知る習慣をつけると、自然と語彙も広がります。

まとめ|「続けやすさ」こそが、社会人の英語学習のカギ

英語学習において一番大切なのは、「続けること」です。
特に忙しい社会人にとっては、完璧な方法を探すよりも、自分の生活リズムに合ったやり方を習慣化することが成功の近道になります。

今回ご紹介した5つの学習法は、どれもスキマ時間で実践できるものばかりです。

  • 通勤中にYouTubeやポッドキャストで耳を鍛える
  • スマホアプリで手軽に語彙力アップ
  • 毎日少しの日記でアウトプットを習慣に
  • オンライン英会話で「話す」練習を日常化
  • ニュースで実践的な英語に触れ、語彙を増やす

英語力は、一気に伸びるものではありません。
でも、今日始めた1つの習慣が、半年後の大きな成果につながることは、私自身の経験からも間違いありません。

ぜひ、できそうなものから1つ試してみてください。
「続ける力」が、きっと未来のチャンスを引き寄せてくれます。

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