画像のアップロード、書籍の引用などブログ作成時に気をつけるべき著作権についてケーススタディでまとめていく。
目次
- 画像編
- フリー画像素材の商用利用
- 書籍の背表紙の写真を自分で撮るのが面倒なのでGoogleの検索結果を使う場合
- フリー画像素材をメインにしたブログを作成して収益を得た場合
- 書籍編
- 書籍のコピー
- 引用
- 洋書の未知単語をリストにしてブログの記事としてアップロードした。その際例文を要所に記載されている当該英単語を含む文章を引用した。
- 要約
画像編
フリー画像素材の商用利用
そのサイトにもよるがフリー画像素材の商用目的の利用はOKとしているところが多い。ただし、画像そのものを販売するのはNG。加工した場合は、その画像がメインに使われていたらNG、背景などさぶとして使用する場合はOKな場合もあるが、使い方によってはNGとなる場合もある。
具体例 | OK/NG |
フリー画像素材の販売 | NG |
フリー画像素材を使ってデザインしたものを販売(フリー画像素材がメイン) | NG |
フリー画像素材を使ってデザインしたものを販売(フリー画像素材がサブ) | 場合による |
フリー画像素材を使ってプレゼンしたものを販売(画像と販売したものは別) | OK |
書籍の背表紙の写真を自分で撮るのが面倒なのでGoogleの検索結果を使う場合
基本的にネットから画像をダウンロードして勝手に使用するのはNG。しかし、紹介する書籍の背表紙のアップロードしたい場合、写真を撮るのが面倒なのでGoogleで検索した結果を使うというのはどうなのか。もちろんダメな気がするが、書籍の背表紙は自分の写真なのかどうか特定が難しいし、そもそも著作権侵害を訴えてくる人はいない気がする。。
フリー画像素材をメインにしたブログを作成して収益を得た場合
フリー画像素材を直接販売したわけではないけど、それをメインにした記事で広告収入を得た場合は、どうなるか。フリー画像素材そのものを打ったわけではないのでこれはセーフだと思う。
書籍編
書籍のコピー
書籍の複製は、個人利用の範囲でなら許されているよう。複製したものをアップロードしたりしてはいけない。
引用
引用は5つのルールというのがあり、例えば引用元を明確にする、引用する場合は改変せずそのまま使用する、などである。
洋書の未知単語をリストにしてブログの記事としてアップロードした。その際例文を要所に記載されている当該英単語を含む文章を引用した。
これは結構微妙なラインではないかと思う。英単語の例文として使った文章はその書籍の内容とは目的が異なるので、引用といえるのか。しかし、例えば100単語のすべての例文をその洋書から引っ張ってくると何となく内容がわかってしまう気もする。引用が著作権上の意図する「引用」とみなされるかどうかが、ポイントになってきそう。
要約
要約は、内容がまるまるわかってしまうようなレベルだとNGのよう。でもビジネス書で自分の考えを踏まえつつまとめて発表するのはOK。
Comments