意外と少ない!?語尾が「-eous」で終わる英語形容詞14選【コロケーション付き】

英語の形容詞の多くは「-ous」で終わりますが、語尾が「-eous」で終わる単語は、意外にも数が限られています。この記事では、その中でも使用頻度が高めの14語をピックアップし、意味と一緒に実際によく使われるコロケーション(単語の組み合わせ)も紹介します。

見た目が似ている形容詞でも語感や使い方に個性があり、英語学習者にとっては語彙力アップにもつながります。

Table of Contents

一覧表:-eousで終わる形容詞14選【コロケーション付き】

表では、それぞれの単語に加えて、実際によく使われるフレーズ(コロケーション)も併記しています。

スクロールできます
単語意味コロケーション(英語)コロケーション(日本語訳)
courageous勇敢なcourageous decision勇気ある決断
erroneous誤ったerroneous assumption誤った仮定
extemporaneous即興のextemporaneous speech即興のスピーチ
extraneous無関係の、外部のextraneous information無関係な情報
gorgeousとても美しいgorgeous dressとても美しいドレス
heterogeneous異質な、混成のheterogeneous population異質な集団
hideousひどく醜い、恐ろしいhideous crime凄惨な犯罪
homogeneous同質の、均質なhomogeneous group均質な集団
igneous火成の(火山性の)igneous rock火成岩
instantaneous即座の、瞬間的なinstantaneous response即座の反応
miscellaneous種々雑多なmiscellaneous items雑多な品目
outrageousとんでもない、ひどいoutrageous behaviorとんでもない行動
simultaneous同時のsimultaneous translation同時通訳
spontaneous自発的なspontaneous laughter自発的な笑い

解説:なぜ「-eous」は少ないのか?

この「-eous」は、ラテン語由来の形容詞語尾で、もともとは -eus-aeus という形でした。英語に入るときに「eous」となり、そのまま語尾として残ったものが多いです。

そのため、語源的にはかなり古く、専門用語(igneous, heterogeneous など)や抽象語(simultaneous, spontaneous など)に多いのが特徴です。

コロケーションを覚えるメリット

  • 単語単体より記憶に残りやすい
  • 英作文やスピーキングでも自然に使える
  • 語彙の使いどころが明確になる

たとえば:

  • He made a courageous.(×)
  • He made a courageous decision.(○)

おまけ:レアだけど見かけるかも?

今回紹介した以外にも、「piteous(哀れな)」「aqueous(水のような)」などもありますが、使用頻度はかなり低めです。まずは今回の14語から覚えるのがオススメです。

まとめ

  • 語尾が「-eous」で終わる形容詞は意外と少ないが、よく出る重要単語が多い
  • コロケーションで覚えると定着しやすい
  • 語源や語感に注目すると英語の面白さが深まる!

どうやってこの14語を選んだの?

今回紹介した -eous で終わる形容詞14語は、次のステップで選定しました:

  1. 英語辞書やコーパス(語彙データベース)を使い、「-eous」で終わる形容詞を網羅的にリストアップ。
  2. それぞれの語について、実際に使われるコロケーション(単語の組み合わせ)を調査。
  3. 英語学習者にとって有用で、かつ日常会話・アカデミック英語などで一定の使用頻度がある語を厳選しました。

特にコロケーションの選定には、英語学習向けのコーパス(例:SkELLやCOCA)を活用し、自然な文脈で使われるフレーズを優先しています。


類似単語も探せます!

ブログ内では、他にも「語尾」「感情別」「語源別」などの切り口で単語を絞り込むことができます。
興味のあるテーマから英単語を探してみたい方は、以下のページをご活用ください👇

If you like this article, please
Follow !

Let's share this post !
  • Copied the URL !

Comments

To comment

Table of Contents