ポケモンシリーズ最新作と噂される「ポケモンA-Z」(正式タイトル「Pokémon Legends: Z-A」)では、歴代ポケモンが多数登場すると期待されています。舞台はカロス地方のルミユールシティ(パリがモデル)で、過去作『X・Y』の続編的作品になるようです。ゲーム内ではジョウト地方やイッシュ地方の御三家(チコリータ、ワニノコ、ポカブ)が選べたり、メガシンカも復活するとの情報があり、カロス地方のポケモン(例:ゲッコウガやニンフィア)、メガシンカ可能な人気ポケモン(例:リザードンやルカリオ)、そしてゼルネアス・イベルタル・ジガルデなど第6世代の伝説ポケモンや物語の鍵を握るAZフラエッテ等が登場するとファンの間で予想されています。では、それら「ポケモンA-Z」に登場しそうなポケモンたちは世界各地でどのような人気傾向にあるのでしょうか? アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、アフリカ、オーストラリア、日本の6つの地域それぞれでの人気ランキングを、ゲーム内での使用率や検索データ(Google検索数、SNS言及数など)をもとに調査しました。地域ごとに異なる意外な人気ポケモンも取り上げ、その背景も考察します。
アメリカ地域(北米)の人気ポケモンランキング
アメリカ(主に米国)では、やはりピカチュウやリザードンといった世界的な人気ポケモンが広く支持されています。ピカチュウは言わずと知れたシリーズの顔ですが、実は米国に限ると検索数トップは意外にもゲンガーでした。米国のポケモン関連検索のうち約2.6%がゲンガーに関するもので、これは世界平均の2.2%を上回ります。ゴーストタイプで不気味かわいい丸いフォルムのゲンガーは、英語圏で根強い人気があるようです。一方、リザードン(ヒトカゲの最終進化)は北米・中南米の複数の国で1位となっており、ブラジルやカナダなど米州各国でリザードン人気が目立ちます。こうした初代ポケモンへのノスタルジーや、リザードンがカードゲームでも高額で話題になる等、アメリカ地域では「強くてカッコいい」炎ドラゴン的なポケモン像が好まれているのでしょう。
ランキング形式で見ると、アメリカ(米国)人気トップ3は以下のようになります。
- ゲンガー – 検索数で全米1位。ゲーム内でも高種族値を持ちメガシンカやキョダイマックスも可能な強力ポケモンであり、対戦使用率も高めです。
- ピカチュウ – 世界的人気は不動。アメリカでもキャラクターグッズやSNS言及で常に上位。検索数全体ではゲンガーに次ぐ水準。
- リザードン – 米国単体ではトップではないものの、米州の多くの国で1位を獲得するなど絶大な支持。ゲーム内でもメガシンカ含め高い使用率を誇る。
▲アメリカ合衆国ではゲンガーが検索数1位に。一方、米州全域ではリザードン(画像中央)の人気が突出し、例えばカナダやブラジルでも1位でした。ピカチュウ(画像右)は世界全体で依然トップクラスの人気です。
最近の興味深いデータとして、アメリカ人が「他国より相対的によく検索しているポケモン」としてマネネ(Mime Jr.)が挙げられています。以前はゲンガーなど強者人気が際立ちましたが、現在は可愛らしいベイビィポケモンであるマネネが米国で異様に検索されているという結果です。これは2023年時点の分析で、米国内で他国と比べマネネへの関心が高いことを示しています。理由は定かではありませんが、実写映画『名探偵ピカチュウ』でのバリヤードのコミカルな登場や、アニメでロケット団のマネネが愛された影響で「Mr. Mime Jr.」に注目が集まったのかもしれません。アメリカではこのようにメイン層(ピカチュウ・リザードン等)と、独自のミーム的人気枠(ゲンガーやマネネ)が存在しており、多様な人気傾向が見られます。
ヨーロッパ地域の人気ポケモンランキング
ヨーロッパでは、リザードンが特に高い人気を誇ります。イギリス、イタリア、スウェーデンなど9か国でリザードンが検索数1位を獲得しており、これは同大陸内でも最多でした。リザードンは欧州でも「初代ヒーロー」として根強い人気があり、ゲーム公式からの厚遇(例:メガシンカ2種実装)がミーム化するほどですが、その背景には確固たる支持層の存在があると指摘されています。またイーブイも欧州各国で上位に入る傾向があります。イーブイは進化先の多彩さから調べものとして検索される機会も多く、公式からもプッシュされていることも人気要因でしょう。
一方で、ヨーロッパ全体を集計するとケーシィ(Abra)が最も検索されたとの意外な報告もあります。ケーシィは初代の超能力ポケモンで、世界平均ではトップクラスではないものの、欧州における検索シェアが相対的に高かったようです。明確な理由は不明ですが、「Abra」という英単語そのものが欧米では魔法の呪文「アブラカダブラ」に由来し認知度が高いため検索に引っかかりやすかった可能性も考えられます。また各国語での名称が短く入力しやすい点も影響したのかもしれません。
さらに各国固有の人気を見ると、例えばイギリスではポリゴンZが唯一の国民的1位となっていたり、“その国だけ異様に推されているポケモン”が存在します。これらは「ユニーク人気」と呼ばれるもので、各国の文化・世相が反映されている可能性があります。例えばイギリスでポリゴンZが人気なのは、ゲーム中のバーチャルポケモンという設定や、かつてアニメで問題を起こしたエピソードが英国ニュースでも報じられ記憶に残ったからかもしれません。
ヨーロッパ地域の人気上位ポケモン(総合)としては、
- リザードン – 多数国で1位。欧州のカードゲーム人気や初代ブームの中心。
- ピカチュウ – 欧州でも子供から大人まで知名度抜群。特に中東・中央アジアを含む広域でも検索の約20%を占める勢い。
- イーブイ – 進化系の多彩さから欧州ゲーマーに人気。ゲーム内でも進化先のブイズが対戦やコンテストで活躍。
といった顔ぶれが挙げられます。加えて、ケーシィ(欧州全体集計1位)や各国独自の人気ポケモン(例:ポリゴンZ:英国)など、欧州は共通の人気傾向と国別の個性が入り混じった地域と言えます。
東南アジア地域の人気ポケモンランキング
東南アジア(SEA)では、一つの国だけでなく国ごとに異なるポケモンがトップという興味深い傾向が見られます。例えば以下は東南アジア主要国の人気No.1ポケモンの一覧です。
国・地域 | 検索数1位のポケモン |
---|---|
ブルネイ | イーブイ |
カンボジア | ハクリュー(Dragonair) |
インドネシア | ミュウ |
ラオス | ピカチュウ |
マレーシア | ギャラドス |
ミャンマー | ゴローニャ |
フィリピン | ケーシィ(Abra) |
シンガポール | リザードン |
タイ | ガルーラ |
ベトナム | ピカチュウ |
このように、東南アジアでは各国でトップ人気がバラバラです。地域全体として見ればピカチュウの人気が根強く、アジア・オセアニア全域の検索の21.7%がピカチュウ関連というデータもあります(ラオスやベトナムでも1位がピカチュウ)。しかし、それ以上に「各国固有の人気ポケモン」が際立つのが特徴です。
インドネシアでは伝説のミュウが特に人気。初代映画『ミュウツーの逆襲』などでミュウの神秘的な存在が広まり、コアなファンが多いのかもしれません。フィリピンでは超能力ポケモンのケーシィが最多検索ですが、これはポケモン以外の要因も絡んでいます。実は「Abra(ケーシィの英名)」が現地の有名ラッパー名や地名(フィリピンのアブラ州)と同じため、ポケモン以外の検索も合算されてしまった可能性があります。こうした偶然の名前一致が意外な人気につながった好例でしょう。
ミャンマーで1位のゴローニャ(イシツブテの最終進化)も意表を突く結果です。ゴローニャ自体は世界的な人気キャラとは言い難いですが、ポケモンGOでの特定レイドイベントや、岩タイプポケモンへの関心が一時的に高まった影響が考えられます。またミャンマー語での呼称や文化的な象徴との結びつきがあるのかもしれません(詳細な背景データは不明です)。タイでトップのガルーラはオーストラリア原産のカンガルーポケモンで、通常はレアですが、東南アジアのプレイヤーが地域限定のガルーラを入手・交換する機会が増えたことで関心が高まったとも考えられます。加えてガルーラ親子のデザインが母性的でタイの家族観にマッチした、という文化的推測もできるでしょう。
シンガポールではリザードンが1位で、これは欧米と共通する傾向です。シンガポールは多民族国家で西洋のポップカルチャー浸透も強く、リザードンのような世界的人気ポケモンが順当にトップに立ったといえます。マレーシアのギャラドス人気も注目ポイントです。コイキングが竜に進化するギャラドスの伝説は東アジアの竜神伝承(登竜門の故事)に通じるものがあり、中国文化の色濃いマレーシアではこのストーリーが親しまれているのかもしれません。また単純にギャラドスの強さ(ゲーム内でも高火力アタッカー)から、対戦やレイドで活躍するため検索された可能性もあります。
総じて東南アジアでは、「ピカチュウ・リザードンといったグローバル人気」+「各国の文化・トレンドに根ざしたユニーク人気」の両軸でポケモンが愛されています。一つの地域内でここまで多様なトップが見られるのは珍しく、ポケモンA-Zでも東南アジアのファンはそれぞれお気に入りの登場ポケモンが異なるかもしれません。開発・運営側も各国の人気ポケモンを意識してイベントやプロモーションを行う可能性があります。
アフリカ地域の人気ポケモンランキング
アフリカでは、ピカチュウが絶対的な人気を誇ります。調査データによれば、データ取得できたアフリカ諸国の3分の2でピカチュウが最も検索されたとのこと。特にアフリカ全体ではポケモン検索の約20.1%をピカチュウが占め、他地域以上にピカチュウ人気が突出しているようです(他地域ではせいぜい10~15%台)。アフリカではポケモン自体の認知度が欧米やアジアに比べ低い国も多いため、まず「ピカチュウ」は知っているという層が多く、結果としてどの国でもピカチュウばかり検索される傾向が強いのかもしれません。
しかし、そんな中でも地域限定の意外な人気ポケモンが存在します。例えば南アフリカではピジョット(ピジョンの最終進化)がユニークな1位でした。これは2023年に放送終了したポケモンアニメ最終回で、主人公サトシがかつて手放したピジョットと再会したシーンが話題になった影響とも考えられています。実際、南アフリカではその放送直後にピジョットの検索が急上昇し、一時的にトップに躍り出た可能性があります。このようにメディア露出が直接検索トレンドに反映されるケースは他地域でも見られ、南アフリカのピジョットはその顕著な例でしょう。
他にも、詳細データは限られますがナイジェリアやエジプトなど一部の国ではリザードンやケーシィがトップに立ったとの報告もあります。中東・北アフリカではピカチュウに次いでミュウが人気というデータもあり、アフリカ全土を見渡すと必ずしもピカチュウ一強ではなく局所的な流行があるようです。ただし総合的には「アフリカ=ピカチュウ人気が圧倒的」という構図は揺るがず、2位以下に大差をつけていると推測されます。
以上から、アフリカ地域のランキングはほぼ1位ピカチュウ、以下遠く離れて2位リザードンやミュウなどが続く形になるでしょう。ゲーム内の使用率という観点ではデータが乏しいものの、ポケモンGOの普及度合いから推測するに、アフリカでは入手しやすいポケモン=人気となりやすい傾向も考えられます。例えば地域限定だったポケモンがイベントで解禁されると一気に注目される、といった現象です。ポケモンA-Zにアフリカのファンが望む登場ポケモンも、「知っている馴染みのあるポケモン」、すなわちピカチュウや伝説のミュウツーなどが中心になるかもしれません。
オーストラリア地域の人気ポケモンランキング
オーストラリアでは、ピカチュウやリザードンといった世界的人気ポケモンがやはり上位に来ると考えられますが、興味深いのはオーストラリアならではの意外な人気ポケモンです。調査によると、オーストラリアで他国に比べ突出して検索されているのはバリコオル(Mr. Rime)でした。バリコオルはガラル地方(イギリスがモデル)のポケモンで、マネージャー風のひょうきんな見た目が特徴です。世界的にはマイナーな部類ですが、オーストラリアではイギリス文化の影響も強いためか、そのコミカルさが受け入れられたのかもしれません。実際、バリコオルはオーストラリアとオランダの2か国だけで特異的な1位だったとのデータがあります。イギリスの旧植民地という歴史的繋がりから、英国紳士のようなバリコオルに親しみを感じた…というのは考えすぎでしょうか? いずれにせよ、オーストラリア独自のミーム的人気ポケモンとして注目に値します。
また、ニュージーランドではチイユウ(第9世代の伝説ポケモン)が突出して検索されています。チイユウは真珠湾の伝説に由来する金魚のような姿のポケモンですが、これがニュージーランドやカナダ、シンガポールで人気上位でした。新しい世代のポケモンにも敏感に反応している層がいることを示しています。オーストラリアも含めオセアニア地域は、比較的新しいポケモン(ガラル・パルデア地方のポケモン)への関心が高めなのかもしれません。これはポケモンシリーズが国際展開する中で、最新作の情報がすぐ共有される現代らしい傾向といえます。
もっとも、オーストラリア全体で見ればピカチュウが依然最大人気である点は押さえておく必要があります。アジア・オセアニア地域全般で見ても検索の5分の1以上はピカチュウ関連であり、オーストラリアでも子供向け番組やグッズ展開の影響でピカチュウ人気は不動でしょう。リザードンもカードゲームブームが豪州に及んだ際に知名度が高まり、上位に入っています。つまりオーストラリアでは「世界標準の人気ポケモン」+「地域独自の推し」が同居する構図です。ポケモンA-Zでも、ピカチュウやリザードンはまず外せない人気枠ですが、バリコオルのような異色の登場にも期待する声がオーストラリアから上がるかもしれません。
日本の人気ポケモンランキング
最後に日本での人気ポケモンについて見てみましょう。日本はポケモンの生みの親であり、ファン層も幅広く厚いため、人気ポケモンの顔ぶれも多彩です。まず、日本では公式の人気投票企画「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」(2020年)においてゲッコウガ(Greninja)が堂々の世界1位を獲得しています。この投票は全世界対象でしたが、日本からの投票も多く、アニメ『XY』でサトシの相棒として活躍したゲッコウガが強烈な支持を集めたことが一因と考えられます。2位ルカリオ、3位ミミッキュも日本で特に人気の高いポケモンで、日本人は「忍者や侍的なかっこよさ」を持つポケモン(ゲッコウガ、ルカリオ等)や「可愛く個性的なキャラ」(ミミッキュ等)を好む傾向がうかがえます。
検索データを見ると、日本で最も検索数が多いポケモンはイーブイでした。これは2018年の『Let’s Go! イーブイ』で主役級に抜擢されたことや、人気声優・悠木碧さんがゲーム内でイーブイの鳴き声を担当したことなど公式の後押しが影響しています。またイーブイは進化形が8種類も存在し、「進化先はどれが強いの?」とユーザーが調べる機会が多いことも検索数増加の一因でしょう。一方で看板のピカチュウは日本ではやや当たり前の存在になっているためか、検索数トップではなかった点が興味深いです。それでもピカチュウ人気自体は依然健在で、特に低年齢層やライト層では絶大です。SNS上の言及数でもピカチュウ関連ワードがトレンドに上ることは珍しくなく、その知名度・話題性は群を抜いています。
日本特有のネットミーム人気も見逃せません。例えば2021年にTwitter上で行われた公式投票「#キミにきめた」では、カントー地方(初代151匹)の1位が意表を突いてコイルになりました。これは匿名掲示板のユーザーらが「本命ではないポケモンを1位に祭り上げよう」という動きをした結果で、日本のネットコミュニティならではの現象でした。こうした「ネタ人気」で瞬間的に脚光を浴びるケースもあり、日本のポケモン人気は一筋縄ではいかない奥深さがあります。
しかし総合的に見れば、日本の人気ポケモン上位はゲッコウガ、ルカリオ、ミミッキュ、イーブイ、ピカチュウ、リザードンといった顔触れが定番です。加えて、最近のトレンドとしてジメレオン(インテレオンの進化前、第8世代)が日本で突出して検索されていたというデータがあります。ジメレオンは少し意外ですが、アニメ『ポケモン旅団(※編注:「ポケットモンスター(2019)」)』でゴウのジメレオンが思春期のような繊細な描写をされた回が話題となり、日本のSNSでトレンド入りした経緯があります。そのため「日本人の心を妙に掴んだポケモン」としてジメレオンが浮上したのかもしれません。このように日本では物語性やキャラクター性への共感から人気になる例も多く、単に強いから人気・かわいいから人気、というだけではない多面的な人気の成り立ちが見られます。
まとめ:地域差から見るポケモン人気の背景
以上、各地域ごとの人気ポケモンランキングを見てきました。全世界的に見るとピカチュウは依然トップクラスの人気を誇り、どの地域のランキングにも顔を出す不動の存在です。しかし、その次点以降には地域ごとの個性が色濃く表れています。アメリカではゲンガーのようなダークホースや、マネネのような突飛な人気が見られ、ヨーロッパではリザードン一強の中にケーシィという意外な伏兵が存在しました。東南アジアは国によってトップがバラバラで、特にフィリピンのケーシィやミャンマーのゴローニャなど、「その国だけ」の人気者が散見されます。アフリカではピカチュウ無双の状況下、南アフリカのピジョットのようにメディア影響で突発的ブームになる例がありました。オーストラリアでは世界的な人気枠に加え、バリコオルというユニークな選好が浮かび上がり、日本ではゲッコウガやイーブイといった人気どころに混じりネットミームでコイルが祭り上げられるといった現象も起きました。
これら地域差の背景には、文化的嗜好の違いやメディア・ゲーム環境の差異があると考えられます。例えば、欧米ではドラゴンやモンスター然としたポケモンが「強さ」の象徴として好まれ、アジアでは伝承や神話に通じる存在(ギャラドス=登竜門伝説等)に親近感を持つ傾向が見られました。またインターネット環境が整っている地域ではSNSで生まれたネタ人気が投票結果に影響するなど、ファンコミュニティの動向も人気ランキングを左右します。
ポケモンA-Z(Legends: Z-A)がグローバルに展開される際、こうした地域ごとの人気ポケモンの違いはマーケティングやゲームデザインにも反映されるかもしれません。各国のプレイヤーが「自分たちの好きなポケモンが登場する!」と感じられるよう、登場ポケモンの選定やイベント配信にも工夫が凝らされることが期待されます。たとえば、東南アジア向けにはミュウやガルーラの出現率を上げる、欧州向けにはリザードン関連の特別ミッションを用意する、といった施策も考えられるでしょう(過去にもポケモンGOで地域ごとに異なるイベントが実施された例があります)。
世界中で愛されているポケモンですが、その「愛され方」は地域によってこんなにも違うという事実は興味深いものです。ポケモンA-Zではぜひ、各地のファンが驚き喜ぶようなポケモンの登場と演出に期待したいですね。そしてプレイヤー同士が「自分の国ではこのポケモンが人気だよ!」と交流し合えるような、グローバルで盛り上がる作品になることを願っています。
参考資料・ソース一覧(Sources)
- The Toy Zone – 世界で最も人気のあるポケモンは?(検索数調査)
https://thetoyzone.com/most-popular-pokemon
┗ 世界中の国別で「最も多く検索されたポケモン」を調査したレポート。
使用箇所:アメリカ(ゲンガー、マネネ)、ヨーロッパ(リザードン、ケーシィ)、東南アジア、アフリカ、オーストラリア、南アフリカ(ピジョット)など。 - GameWith – ポケモン人気投票ランキングまとめ
https://gamewith.jp/pokemon-sword-shield/article/show/189154
┗ 世界・日本国内での人気ポケモン投票結果(2020年 Pokémon of the Year 投票)
使用箇所:ゲッコウガ、ルカリオ、ミミッキュなど日本の人気傾向。 - 任天堂公式 – Pokémon Legends: Z-A 発表トレーラー(2025年発売予定)
https://www.pokemon.co.jp/ex/legends_z-a/
┗ 新作「ポケモンA-Z」の舞台設定やメガシンカ復活情報
使用箇所:本記事の冒頭「ポケモンA-Zに登場しそうなポケモン一覧」の前提解説。 - Pokémon公式グローバルサイト – Pokédex データベース
https://www.pokemon.com/us/pokedex/
┗ ポケモン個別の公式紹介・タイプ・進化情報
使用箇所:各ポケモンの属性・進化先の確認(イーブイ、ギャラドス、バリコオルなど) - Google Trends(https://trends.google.com)
┗ 各国におけるポケモン名の検索トレンド調査
使用箇所:国別検索トレンド補強(例:フィリピンでの“Abra”、オーストラリアの“Mr. Rime”) - Ahrefs Blog – “The most uniquely searched Pokémon in every country”
https://ahrefs.com/blog/most-uniquely-searched-pokemon/
┗ 各国で「他国よりも相対的に検索されているポケモン」の分析
使用箇所:フィリピン(Abra)、南アフリカ(ピジョット)、オーストラリア(Mr. Rime)、日本(ジメレオン)など
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